四柱推命の概要
日本では
日本においては文政年間(1818年~1830年)に、仙台の儒学者桜田虎門(こもん)が、長崎にいたときに渡来してきた
「淵海子平(えんかいしへい)」を「推命書」と翻訳して普及させました。
あまり評価は高くなかったのですが、日本で初めて推命書として出版されています。
その後時を経て、推命書を研究して四柱推命と名付けたのは松本義亮(よしあき)氏です。
四柱推命の研究者として、関西の阿部泰山(たいざん)氏、関東の高木乗(じょう)氏が有名です。
四柱推命の名前にある「四柱(しちゅう」とは、次の4つのことをさします。
・年柱(ねんちゅう):生まれた年(人生の土台をあらわす)
・月柱(げっちゅう):生まれた月(性格や仕事の運勢を見る)
・日柱(にっちゅう):生まれた日(自分自身の本質を見る)
・時柱(じちゅう):生まれた時間(才能や晩年の運勢を見る)
この4つの柱をもとに、どんな性格か、どんな仕事が向いているのか、どんな時期に運が良くなるのかを占います。
また、四柱の干支の組合せで求められる星と干支を五行に分類して、星の組合せと五行のエネルギーを使って占います。
星とは、比肩、劫財、敗財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬、胎、養、
長生、沐浴、冠帯、帝旺、衰、病、死、墓、絶のことで、
五行とは、木、火、土、金、水のことです。
命式とは
命式(めいしき)とは、四柱推命で使う「あなたの生まれたときの情報」をまとめた特別な表のことです。
四柱推命では、「生まれた年・月・日・時間」をとても大切にします。この4つの時間を「四柱」と呼びます。
そして、それぞれの柱には「十干十二支(じっかんじゅうにし)」という特別な記号が決まっています。
この記号をもとに、性格や才能、運勢を占うのが四柱推命です。
▼命式表
四柱:十干 十二支 星(天干星) 星(地支星)
年柱:甲(きのえ) 子(ね) 偏印(へんいん) 胎(たい)
月柱:乙(きのと) 丑(うし) 印綬(いんじゅ) 養(よう)
日柱:丙(ひのえ) 寅(とら) 長生(ちょうせい)
時柱:丁(ひのと) 卯(う) 敗財(はいざい) 沐浴(もくよく)
この表を見ると、その人がどんなエネルギーを持って生まれてきたのかが分かります。
では、四柱(年柱・月柱・日柱・時柱)がどんな役割を持っているのかを見てみましょう。
年柱・月柱・日柱・時柱の役割
四柱推命では、「四柱」と呼ばれる4つの柱を使います。それぞれの柱が、あなたの人生のちがった部分を表しているのです。
① 年柱:人生の土台と先祖
年柱は、あなたの「生まれた年」をあらわします。
・どんな家庭で育つか
・先祖や家族の影響
・幼少期の性格
② 月柱:性格・才能・仕事運
月柱は、あなたの「生まれた月」をあらわします。
・性格や才能が分かる
・仕事の運勢を知ることができる
・人生の中盤(30~50代)の運勢に影響する
四柱推命では、月柱がいちばん大切と言われています。なぜなら、その人の本当の性格や、どんな仕事が向いているかが分かるからです。
③ 日柱:自分自身と結婚運
日柱は、あなたの「生まれた日」をあらわします。
・自分の本質が分かる
・結婚運やパートナーとの相性
日柱は「自分自身」をあらわしているので、ここの干支をよく見ることで、自分の性格や生き方のヒントを知ることができます。
また、日柱の「地支(ちし)」は結婚相手やパートナーの特徴をあらわします。
④ 時柱:晩年運と才能
時柱は、あなたの「生まれた時間」をあらわします。
・晩年の運勢が分かる
・その人の隠れた才能を知ることができる
・子どもや部下との関係にも影響する
もし四柱推命に興味があれば、まずはあなたの命式表を作ってみましょう。
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料 金
一般の方 :90分 6,600円
会員様 :90分 5,500円
プロコース:90分 7,700円
※占い師養成(プロ)コースは会員様のみ
推命家 山口寶將
山口寶將(やまぐちほうしょう)
昭和39年生まれ
24歳の時から姓名判断や九星気学、
遁甲占術を学び、
平成 7年 日本推命学研究会 教範
平成16年 日本推命学研究会 師範
平成17年 国際風水科学協会 B級
ライセンスを取得し、
地域のカルチャーセンターでも
四柱推命や風水を教えている。
占いで開業したい方のための
占い講座も行っている。