運勢の考え方 |
高木 乗 |
四柱推命の本 「新・四柱推命学」 高木乗著 215ページ 6行目から11行目を引用する。 命理の判断の上では、このようにその人の生まれ方、その祖先からの遺徳のあるなしということが、吉を凶とし、凶を吉とする場合が非常に多いのであります。 要するに、命理学における変通星や、その他の吉凶星というものは、その人がどのような生活状態にあり、どのような考え方、 処生観をもって生きているかということによって、大きく、吉凶の現れ方が相違してくるのです。このへんのところを、判断する前に、 よく考えておかなければなりません。 裏長屋、安アパートなどで、隣近所の迷惑も考えないで、気ままかってな生活をしている人と、高貴の家に生まれて、 教養高いしつけを身につけている人と、同じような判断はできないことに注意すべきです。 すべての星はその星の働きに相応した生活をする人にのみ、吉星として働くものであって、これに相応しなければ、凶星となってしまうのであります。 |
新・四柱推命学 著 者: 高木乗 発行所: 株式会社 神宮館 昭和51年02月15日:初版 平成05年01月20日:27刷 より |